当たりハズレ
吉田logNEW!
2025.11.16先日、久しぶりに映画を観て「ビミョウ…」と感じる作品に出会いました。
タイトルは 『海底47m 古代マヤの死の迷宮』
物語は、女子高校生たちが 水中に沈んだ古代マヤの遺跡 を探検しに行くところから始まります。
途中で崩落に巻き込まれ、暗く入り組んだ水中迷路を、出口を探しながら必死に進むことに。
サメに追われ、さらに酸素も残りわずか。
時間との勝負のなか、どうにか生き延びようとするサバイバル系の展開です。
水中の迷路を、残り少ない酸素とサメに怯えながら進む――この緊張感までは良かったのですが、
途中で強い点滅光が続くシーンがあり、見ていてかなりストレスを感じてしまいました。
その後、船で救出されるクライマックスで突然コメディのような雰囲気になり、
「え、急にどうしたの?」と頭の中に大きなハテナが発生。
思わず「今までの緊張は何の時間だったんだろう…」と軽く笑ってしまうほどでした。
最終的に主人公の姉妹は生き残ったものの、家族や友人を目の前で失い続け、
水中であれだけの恐怖体験をしていたら、精神的に大きな傷を負うよなぁ… とつい現実的なことを考えてしまいます。
この手のパニック映画を見ると、毎回そんなことを思わずにはいられません。
とはいえ、こうして「ビミョウだったなぁ」と感じる作品に出会うのも、映画の楽しみ方のひとつと言いますか。
当たりに会ったとき跳ね上がる満足感があります。
実際、この映画の後にみた『レディ・オア・ノット』は大当たりでした。
ホラー映画だと思ってジャンルを確認したら「ホラーコメディ」になっていたので
期待してる感じとは違うかもしれない…と思いながらレンタル440円を支払いました。
天真爛漫な花嫁が、武装した花婿の一族に命を狙われ続けます。
しかも結婚式を終えたその夜に。

逃げ惑ううちに、主人公である花嫁が程良くたくましくなっていくのもワクワクしました。
どう考えても痛い怪我や、見つかったら殺されるという緊張感のあるホラー要素と、
所々散りばめられたコメディ要素のバランスがすごく好みで、また観たいと思える映画でした。
